(day25)一人暮らしの入院生活は一人では乗り切れない。

今日は抗がん剤治療2クール目4日目でした。

昨日は少し倦怠感が強かったような気がしたけど、気のせいといえば気のせい。

差し入れのお惣菜をたくさん食べ過ぎたかもです。よく噛んで腹八分目ですよね。反省。

依然吐気なしです。調子乗って食べ過ぎないように。

 

 

 

2クール目に突入して、母は実家に帰ったので、基本的に病室はひとりです。

看護師さんもいますが、何せ忙しいのでなかなかゆっくり話すこともない。

中にはお喋りしながら手際よく作業を進めるベテランナースさんもいらっしゃいますが、若手の看護師さんはミスもあったりするのでなかなか雑談を持ちかけづらいのです。

掃除のおじちゃんとはよくお喋りします。共通点多くて仲良いです。笑

でも、ひとりの時間が圧倒的に多くて静かです。

基本、一人でも大丈夫な人間のはずなんですけど、点滴の流れている音とかを聞くのは「流れてるな〜」て感じが嫌いで、音楽を聴くか耳栓をつけてます。

やっぱりずっと仕事してきて同業者や患者さんと向き合ってきた中で急に環境が変わると、ひとり大好き人間の僕でさえ抵抗はあります。

「彼女いれば良かったのにね〜」と言われましたが、全くその通りです。笑

 

 

 

実は、治療が始まってからの4日間。実は毎日誰かしらがお見舞いにきていただいているのです。

しかも、片道3時間以上かけてわざわざ遠方から来ていただいた方も何名も。

久しぶりに会ってみるとだいたい「久しぶり〜!大丈夫〜?」から始まって、話が弾んじゃうんですね。

すると、いつの間にか治療が進んでて、「一人でいるより絶対調子いいなあ」と感じるのです。

 

普通のコーヒー豆なんだけど、淹れて出すと「美味しい」と言ってくれたり。

お見舞い帰りに慣れ親しんだ大船、藤沢、鎌倉のお店やお寺をお勧めしたら「良かった!ありがとう!」と言ってくれたり。

本当は今すぐ病院を飛び出て一緒にご飯食べたり遊びに行きたいんだけど、同じ場所まで来てくれて思い出を共有できたことがずば抜けて嬉しいのです。

 

 

 

 

 

 

何はともあれ、2クール目も残り1日。

これまで何の副作用もなく過ごせられたのは、お見舞いにきていただいた皆さんのおかげです。本当にありがとう。

寛解したらありがとう巡礼しますね。絶対。